創業時に必要な届出や手続などを、提出先別にご紹介します。
各種手続きは何かと煩雑になりますので、資金的に余裕があり人員や時間に余裕が無い場合は、税理士や司法書士、社労士などの士業の専門家に代行依頼することも方法の一つです。
また労働保険関係の各種お手続きは労働保険事務組合への事務委託が便利です。
税務署へ提出する書類
個人開業の場合、税務署への各種提出書類は高砂商工会議での提出も可能です。記入についてのサポートもいたしますので、ご相談ください。
税務署へは、確定申告など所得税(国税)に関わる書類を提出する必要があります。
決算・確定申告の方法については、「青色申告ガイド」をご覧ください。
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行政県税事務所に提出する書類
行政県税事務所へは、県税に関わる書類を提出する必要があります。
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年金事務所に提出する書類
年金事務所へは、健康保険や厚生年金保険などの社会保険に関わる書類を提出する必要があります。
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書類の種類 | 対象 | 提出期限 | 添付書類・留意事項 | 申請書フォーム | |
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個人・法人 | 健康保険・厚生年金保険 新規適用届 |
<法人の場合> 全ての法人 <個人の場合> 従業員5名以上は全て加入(サービス業の一部等については任意加入) |
<法人の場合> 設立後5日以内 <個人の場合> 当該事実発生後5日以内 |
<法人の場合> 履歴事項全部証明書または法人登記簿謄本 <個人の場合> 日本年金機構HPをご確認ください |
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健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届 | 上記に同じ | 当該事実発生後5日以内 | 日本年金機構HPをご確認ください | ||
健康保険 被扶養者(異動)届 | 被保険者となった者に被扶養者がいる場合 | 上記に同じ | 日本年金機構HPをご確認ください |
ハローワークに提出する書類
ハローワークへは、雇用保険などの社会保険に関わる書類を提出する必要があります。
労働保険事務組合への事務委託が便利です。
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労働基準監督署に提出する書類
労働基準監督署へは、労災保険などの社会保険に関わる書類を提出する必要があります。
※は労働保険事務組合への事務委託が可能です。
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書類の種類 | 対象 | 提出期限 | 添付書類・留意事項 | 申請書フォーム | |
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個人・法人 | 適用事業報告※ | 従業員を雇用する場合 | 従業員を雇用したとき遅滞なく | ||
労働保険関係成立届※ | 上記に同じ | 労働保険関係が成立した日の翌日から10日以内 | 営業が確認できる書類 | ||
労働保険概算保険料申告書※ | 上記に同じ | 労働保険関係が成立した日の翌日から45日以内 | ⇒記入例 | ||
時間外労働・休日労働に関する協定届 | 従業員に残業や休日出勤をさせる場合 | 残業や休日出勤をさせるまでに | この届出を出さないと残業や休日出勤をさせることができません | ||
就業規則届 | 常時雇用する人数が10名以上になる場合 | 遅滞なく | |||
就業規則意見書 | 上記に同じ | 遅滞なく | |||
自社の就業規則 | 上記に同じ | 遅滞なく |
(モデル例) |
法人設立登記手続
起業にあたり法人設立する場合は、登記に関わる各種手続きが必要になります。個人事業での起業が良いのか、法人での起業が良いのかは、ケースバイケースですので詳細は、高砂商工会議所または「専門家ステーション」の専門家へご相談ください。
※上記の他にもそれぞれの状況によって届出書類がございますので、詳細は各届出先にお問い合わ せください。